早いリーチはサブロッソ

sabroso_36sの日記です。Twitterで呟けないことを中心に。

2017年の個人的漫画10選 Part.1

 こんちゃかわ~sabroso_36s(本名)です

 

 そんなわけで初投稿ですが、いきなり2017年の個人的漫画10選を発表します。

 基準としては①今年新刊が発売された作品、②今年自分が初めて読んだ作品、のどちらかに該当し、特に印象が残った作品とします。

 sabroso_36sによって選ばれた栄えある作品は、この10作品だ!

 

咲-Saki-
・あぶれもん
・喧嘩稼業
・鬱ごはん
からかい上手の高木さん
苺ましまろ
・きゅーは吸血鬼のきゅー
・映画大好きポンポさん
スロウスタート
ゆゆ式

※順不同 (ていうか原稿の出来具合が早い順)

 

 そんなわけで、何回かに渡ってこの10作品について紹介していきます。

 今回は咲-Saki-、あぶれもん、喧嘩稼業の3作品です。

 

 

咲-Saki-小林立

 もはや咲-Saki-が面白いのは当然なのであえて10選に入れるべきかどうか悩みましたが、入れました。

 咲-Saki-を入れるとなれば『シノハユ』『怜-Toki-』『咲日和』も当然入れたいところですが、咲-Saki-関連で4作品も入れたら他の作品を紹介できなくなるのでここは心を鬼にして咲-Saki-だけにしました。

 今年の咲-Saki-は実写映画と阿知賀編実写化がメイントピックスだったと思いますが、本編の方はなんと言っても旧白糸台と鶴田姫子さんあたりですかね。

 旧白糸台について。自分は今まで「宮永照は確かに強キャラで意外と茶目っ気もあるけど、現時点でキャラとしての情報があまり投下されてないしここまで人気あるのは先走っている感ないか?もう少し落ち着いて評価していきたい。」って思っていたんですがね、きっちり情報投下されたのできっちり虜になりました。宮永照さん、あんたこの漫画の主人公かよ、ってくらい主人公してましたね。宮永照さんと弘世菫さんだけでなく、17巻カバー裏の宇野沢栞さんや渡辺琉音さんも良かったですよね。宇野沢栞の恋愛脳~~!

 姫子について。咲-Saki-における盤外戦術は他者の癖を探すのが中心でしたが、「姫子がビビクンしている様子を見てリザベを使った局を推察できる」という盤外戦術が今年生まれて、「また咲-Saki-が新しいステージに登ったな」って思いましたね。今後も小林立先生にアセンションしていただけるよう精進していきたい所存です。

 そして、5決もいよいよ大将戦ですが、その大将戦が今年色々と伏線張っていったおかげでかなり面白くなりそうですね。

 

東家:カムイが使える(?)爽くん

南家:南四局一本場に十二飜キーを持っている姫子(哩が七飜で和了っているので他校は役満キーと勘違いしている?)

西家:フナQからリザベの傾向に関するデータついて伝授されている竜華

北家:考える凡人・末原

(※2018年1月21日追記:席順が間違ってたので修正しました。)

 

 

絶対駆け引き的な意味で面白くなりますよこれ、2018年も咲-Saki-の年で決まりですね(13年連続13回目)。

あと、シノハユは椋千尋さんが魅力全面に出しちゃってたり、怜-Toki-はとてもエッチだったり、咲日和は白糸台のお菓子パーティー回がかわいかったりで良かったです。

実写版については東横桃子役のあのさんと大星淡役の志田友美さんが特に好きです。

 

 

○あぶれもん/原作:来賀友志 劇画:嶺岸信明

 今回挙げる10作品の中で唯一完結している作品、っていうか連載されていたのが昭和60年~平成元年みたいなんですが、自分としては今年初めて読んであまりにも衝撃だったので入れました。

 このコンビが描いている作品といえば『天牌』なわけですが、ライトな天牌読者の自分としても、サウナで呼吸を合わせたり、イチゴと寝食をともにすることで強くなったり、席替えでアヤを付けたいがために牌を飲んだりとか折々でエキセントリックなことしてる、という知識はありましたが、あぶれもんはそれらを濃縮してる感じですね。

 麻雀強くなりたいがために草食ったり、リーチすると桜島が噴火したり、盲目の雀士をトラックで轢き殺そうとする雀士がいたり、打牌するとマットが焦げたり牌が砕けたりするせいで夜中にディスカウントショップへありったけの牌とマットを買う羽目になるなど、最高にクールジャパン(死語)です。

 とまあ、登場人物が軒並み思考回路がぶっ飛んでる(チー公を除く)のに、熱く美しい麻雀漫画になってるんですよ、こっちの思考回路がぶっ飛びそうです。

 ちなみにKindle Unlimitedでこの作品読めますが、同様にKindle Unlimitedで読める麻雀漫画が今年結構増えたようですね

 来賀先生の作品で言えば『麻雀蜃気楼』『てっべん』、ほんまりう先生の『3/4』、片山まさゆき先生の『ミリオンシャンテンさだめだ!!』『牌賊!!オカルティ』、押川雲太朗先生の作品全般など、様々あります。いやー、とんでもない時代になっちゃいましたね。

 天牌コンビ関連作で言えば、米兵が「レディース・アンド・ジェントルメン!」と言いながらツモ和了ることでおなじみの『麻雀放浪記』とか、犬が麻雀を打つことでおなじみの『無法者』とかありますが、いずれ語っていきたいですね。

 

 

○喧嘩稼業/木多康昭

 なぜ俺は今まで喧嘩稼業をスルーしていたのか。

 まあ名前は知っていたくらいの漫画だったんですがね、文さんが櫻井の睾丸潰した回をふと読んでみて、「あれ、この漫画もしかしてとんでもなく面白いんじゃね?」となって商売・稼業ともに全巻買いました。

 全巻買って一気読みした結果、①十兵衛vs工藤→②十兵衛vs金田→③文さんvs梶原→④十兵衛vs石橋→⑤工藤vs梶原の煉獄を喰らい、自らの意志で読むのをやめる事も許されないまま木多康昭の炎に焼かれました。

 主人公が観客にサクラ仕込むって、最高すぎるだろ(クックク

 今年発売された最新刊の9巻で言えば、普段から童貞だのAT限定だの文さんを馬鹿にしている十兵衛が、文さんが左鈎突き決めて煉獄始まった時狂喜してるシーンがすごく好きです。かわいい。アコムのCM出れるんちゃうか。

 あと、驚愕したのは、5chの漫画板の喧嘩稼業スレで住民が作中の語録を使いこなして板中トップクラスの流れの速さで会話していたことです。あまりにもレベルが高すぎてぼくは三代川の「‥‥俺‥‥馬鹿だから常識がなくて ○○したいんすけどどうすればいいすかねぇ?」を使って質問するくらいしかできませんでした。(そういえば2chが5chになったのも2017年でしたね)

 まあ、そんなわけで、定番の陰陽トーナメントの今後の予想(願望盛り盛り)をしながら記事を閉じます。残りの7作品については鋭意作成中…、投稿が2018年になってしまう…。

 

一回戦

○芝原−上杉●

○睦夫−関●

○三代川−反町●

○カブト−里見●

準々決勝

○十兵衛−工藤●

○文学−山本陸(乱入)●

○睦夫−芝原●

○三代川−カブト●

準決勝

○十兵衛−文学●

○睦夫−三代川●

決勝

○十兵衛−睦夫●